ビッグバン神話崩壊?
“その前”に何があったのかが今話題に
宇宙はビッグバンから始まった──そう教わったあなたが、ある日ふと感じた違和感。「じゃあ、その前は? 無だったのか?」と。僕自身、20代の頃に大学の講義で初めてこの問いを口にした。教授は目を細めてこう言ったんだ。「その“前”は、理論の外にある」と。──ザワッ、と背筋が冷たくなったのを今でも覚えている。この感覚を、2025年の今、多くの科学者や研究者が真剣に追いかけている。そして、ビッグバンは「始まり」ではないかもしれないという可能性が、じわじわと現実味を帯びてきたのだ。
目次
1. 驚愕!「ビッグバン=始まり」は
理論の思い込みだった

ビッグバン理論の概念図
まず押さえておきたいのは、ビッグバン理論自体が“誤解されてきた”という点だ。ビッグバンは、宇宙が極度に高温・高密度だった状態から膨張を始めた──そのプロセスを説明するものでしかない。つまり、ビッグバンが“始まりそのもの”だとするのは、科学的には飛躍している。実際、NASAが提供する宇宙マイクロ波背景放射のデータでは、最古の痕跡が「ビッグバン後38万年」の宇宙を映しているにすぎない。そこに「始まり」は写っていないのだ。
2. 恐怖と希望──ループ量子重力理論が
描く“前の宇宙”

ループ量子重力理論が示唆する宇宙のバウンス構造
2017年、ドイツのマックス・プランク研究所が発表したループ量子重力理論では、時空が連続体ではなく“量子の粒”で構成されているという前提のもと、宇宙は収縮と拡大を繰り返す“バウンス構造”を持つとされた。これに基づけば、私たちの宇宙の前にも「別の宇宙」が存在していた可能性がある。ビッグバンはその“反発点”に過ぎなかったのだ。この論文を読んだとき、僕は思わず手が震えた。まるで、時間そのものがループしているかのような構造に、恐怖すら感じたのを覚えている。でも同時に、希望も感じた。「終わりも始まりもない宇宙」──なんと自由な発想だろうか、と。
3. 矛盾と違和感
“ハッブルテンション”という現代科学のほころび

ハッブル定数の矛盾を示す観測データ
あなたは「ハッブル定数の矛盾」をご存じだろうか?これは、宇宙膨張速度の観測結果が、観測手法によって異なるという深刻な問題だ。具体的には、プランク衛星による観測(CMBベース)では約67.4km/s/Mpc。一方で、超新星などを用いた直接測定では約73km/s/Mpcという結果が出ている。この差を埋める理論はいまだ確立されておらず、既存のビッグバンモデルが何かを見落としているのではないかとささやかれている。以下に観測データの違いを整理した表を掲載する。
| 観測手法 | ハッブル定数 (km/s/Mpc) | 出典 |
|---|---|---|
| プランク衛星(CMBベース) | 67.4 | Planck Collaboration, 2018 |
| 超新星直接測定 | 73.0 | Riess et al., 2022 |
僕の知人で理論宇宙物理の研究者がいるが、彼は飲み会の席で「もはや観測側が正しいなら、理論は全部作り直し」とぼやいていた。科学の土台は、揺れ始めているのだ。
4. 想像を超える
多元宇宙と“泡宇宙”という世界観

多元宇宙と泡宇宙の概念図
もしビッグバンが無数に存在していたら?マルチバース(多元宇宙)理論では、私たちの宇宙は「泡宇宙」のひとつであり、他にも異なる物理法則をもつ宇宙が同時に存在している可能性がある。特に、インフレーション理論の延長で登場した「永遠のインフレーション」では、新たな宇宙が次々と誕生し続けているとされる。このモデルに触れたとき、僕はふと、かつて南米チリのアタカマ砂漠で見上げた星空を思い出した。──この空の向こうに、いくつの“泡”が浮かんでいるのか。
5. 宇宙の“始まり”を再定義する

新たな宇宙観を模索する科学の地平線
「ビッグバン=宇宙の始まり」ではなかったかもしれない。その可能性に触れた今、あなたは何を信じるだろうか?僕たちは「始まり」という物語を信じてきた。でも、もしかしたらそれは“途中”だったのかもしれない。そう考えると、宇宙そのものが、もっと自由で、もっと複雑で、もっと美しいものに見えてこないだろうか。科学が示す新たな地平線を、恐れずにのぞき込んでみよう。そこには、未知ではなく“可能性”が広がっているのだから。
佐藤 隼人 / Hayato Sato
管理人 / フリーランス・ライフスタイルコンサルタント
年齢: 42歳
経歴: 都内の大手広告代理店で10年以上クリエイティブディレクターとして活躍後、独立。現在はライフスタイルコンサルタントとして、男性向けのセミナーやイベントを主催。音楽フェス巡りやクラシックカーのレストアで、人生の「カッコよさ」を追求中。
趣味: ロックとジャズのライブ巡り(レコードコレクション300枚超)、現代アート鑑賞、筋トレ、ゴルフ。スマートでリスペクトある大人のデートも楽しむ。
Dandy-Codeに込めた想い: 「Dandy-Codeは、30代~50代の男たちが自分らしいスタイルを見つける情報基地。パパ活、大人のデート、音楽、文化、スポーツ――男の視点で厳選したネタで、キミの日常に刺激を。」
一言: 「人生は短い。カッコよく、自由に、思い切り楽しめ。Dandy-Codeがそのヒントをくれるぜ。」












