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なぜ日本の親中派だけが怒るのか ──ベネズエラと中国の“都合の悪い真実”

なぜ日本の親中派だけが怒るのか ──ベネズエラと中国の“都合の悪い真実”






なぜ日本の親中派だけが怒るのか ──ベネズエラと中国の“都合の悪い真実”


なぜ日本の親中派だけが怒るのか
──ベネズエラと中国の“都合の悪い真実”
それでも「アメリカが悪い」と言いますか?
ベネズエラ崩壊の全記録

SNSを眺めていると、ある違和感にぶつかります。
ベネズエラの話題になると、決まって強く怒る人たちがいる
しかも怒りの矛先は、いつも同じ方向だ。
「アメリカが悪い」「帝国主義だ」「拉致国家だ」。

だが、ふと立ち止まって考えたことはあるでしょうか。
なぜ怒っているのは、ほぼ同じ思想圏の人たちなのか

私は国際ビジネスの現場で、中南米と中国の双方を相手にしてきました。
2012年、メキシコでの資源関連会議。
中国系金融機関の担当者が、酒を飲みながら笑って言った一言が忘れられません。
「ベネズエラ?あれは“支援国”じゃない。“担保”だよ」

その瞬間、胸の奥がヒヤリと冷えました。
日本で語られる“正義の物語”と、現場の現実が、あまりにも違っていたからです。

ウゴ・チャベス

ウゴ・チャベス元大統領(イメージ)

1. 理想に酔った革命──チャベス政権が壊したもの

1999年、ウゴ・チャベスは「社会主義革命」を掲げて大統領に就任した。
貧困層には食料と医療、国有化と再分配。
拍手は鳴り止まず、国はグラグラと揺れ始めた。

私は2011年、PDVSA(ベネズエラ国営石油会社)関連の案件で現地企業と交渉した。
設備更新の話を持ちかけると、先方は苦笑した。
「設備はある。でも触れる人間がいない」

ベネズエラと中国の“都合の悪い真実”

ベネズエラ原油生産量の推移(OPECデータに基づく)

原油生産量(万バレル/日) 備考
1998年 約350万 チャベス就任前
2018年 約130万 約37%に低下

原油生産量データ(OPEC年次統計に基づく推定)

理想は美しい。
だが、現場を壊せば国家は数字で死ぬ

ベネズエラと中国の“都合の悪い真実”

ベネズエラの空になったスーパーの棚(イメージ)

2. 制裁は原因ではない──順番を間違えるな

日本報道で頻出する言葉がある。
「アメリカの制裁で国が壊れた」

これは半分だけ正しい

崩壊の順番はこうだ。

1. 国有化と人材流出
2. 石油一本足経済
3. 外貨不足
4. ハイパーインフレ
5. そして制裁

私は2014年、市場回復を見込んで投資判断を誤った。
通貨ボリバルは紙切れ同然。
この失敗で学んだのは一つ。

👉 制裁はトドメであって、引き金ではない

ベネズエラと中国の“都合の悪い真実”

ハイパーインフレで価値を失ったボリバル紙幣(イメージ)

3. 逃げる国民、残る幻想

日本ではほとんど映らない光景がある。

・国民の約20%が国外流出
・医師・教師・技術者が消えた
・国境を徒歩で越える難民

2019年、コロンビア国境ククタ。
夕暮れの橋を、ズルズルと荷物を引く家族。
元チャベス支持者だった。
「革命は信じた。でも腹は膨れない」

この現実を、
日本の“反米言論”はほとんど語らない。

ベネズエラと中国の“都合の悪い真実”

コロンビア国境を越えるベネズエラ難民(イメージ)

ベネズエラと中国の“都合の悪い真実”

ベネズエラからの難民行列(イメージ)

4. 中国は「助けた」のではない

ここからが、日本で最も報じられない話だ。

中国はベネズエラに
約600億ドル規模の融資を行った。

だが条件はこうだ。

・返済は原油
・価格は非公開
・インフラは中国企業
・技術移転なし

これは支援ではない。
資源担保型金融支配だ。

反論はあるだろう。
「中国がいなければ国は完全に潰れていた」

短期的には正しい。
だが長期的には、
👉 国家主権が切り売りされた

ベネズエラと中国の“都合の悪い真実”

中国の石油担保融資(イメージ)

5. なぜ日本の親中派だけが怒るのか

ここが核心だ。

日本でベネズエラ問題に強く怒る人たちには、
明確な共通点がある。

・反米思想
・親中・親ロシア
・西側秩序への嫌悪

理由は単純だ。
ベネズエラは“中国側の象徴国家”だから。

もしベネズエラが

・内政崩壊
・中国依存
・主権空洞化
の結果だと認めてしまえば、

👉 中国モデルの正当性が揺らぐ

だから語られる物語は、常に一つ。
「アメリカが悪い」

私は若い頃、同じ罠にハマった。
敵を一つ決めると、思考は楽になる。
だが、それは知性の放棄だった。

6. 選挙はある、自由はない

ベネズエラには選挙がある。
だから「独裁ではない」と言われる。

だが現実は違う。

・選管は政権掌握
・野党候補は排除
・メディア統制

2018年の選挙前、現地NGO関係者は言った。
「投票箱は透明。でも結果は透明じゃない」

これは管理民主主義
中国・ロシアと同型だ。

選挙シーン

ベネズエラ選挙の様子(イメージ)

これは遠い国の話ではない

ベネズエラは、
「反米の被害者」ではありません。

ポピュリズムと依存が生んだ、構造的崩壊国家です。

怖いのは、この構図が日本と重なり始めていること。

・感情外交
・国家依存
・現場軽視
・敵を一つ決める思考停止

国家は、ある日突然壊れません。
音もなく、ギシギシと歪み続ける

「誰が悪いか」ではなく、
「何が壊れたか」を見られるか。

怒る前に、疑えるか。
物語ではなく、構造を見られるか。

それができた国だけが、
ベネズエラにならずに済むのです。

あなたは、
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ベネズエラの現実

ベネズエラの現実と人々(イメージ)